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歯科技工士から歯科医院を選ぶという選択について

患者様向けコラム

2020/12/10

<歯医者では歯科技工士を選べないそれでも高品質の被せ物を入れたい方へ>

 


エステや美容室では、技術力が高く自分の信頼できる人を指名することができます。


歯科医院でも、歯科医師が多数いる場合は担当を選べ、


歯科衛生士の歯のクリーニングにしても患者様ご自身で担当を選ぶこともできます。


 


患者様にベストな医療を提供できる優れた人材はとても人気が高く、予約が数か月先まで取れないなんて人も存在します。


 


なのになぜ、同じ医療に携わる歯科技工士は、患者様ご自身で選ぶことができないのでしょうか。


患者様に最適な医療を提供するためにはもっと歯科技工士が認知され、そして選ばれるような環境になるべきだと私は思います。


 


それと同時に、歯科医院でも“ただ技工物を依頼する近くの技工所”という選択ではなく、


心から信頼できる歯科技工所と協力し合い、


もっと横並びで歯科医療を一緒に作り上げていくようになれば全ての歯科医療が切磋琢磨し、


患者様にとって安心して通える歯科医院となるのではないでしょうか。
 


 



<歯医者が契約中の技工所に依頼するため技工士を選べない>


歯科医院は、被せ物などを作ってくれる歯科技工士がいないと歯科医療をはじめることができません。


もちろん歯科医師は被せ物を作れますが、歯科医師は技工作業以外にも治療・医院の経営・人材の育成や管理など膨大な仕事を抱えている為


技工作業までやっている歯科医院は少ないでしょう。


歯のクリーニングや、被せ物をしなくていいような小さい虫歯なら簡単な詰め物を入れるだけなので技工士は必要ありません。


 


ですが、神経に達するような大きな虫歯、もしくは歯を抜いてブリッジを入れたり、入れ歯を入れたりするケースには技工士は必ず必要となります。


 


ですので、開業時には歯科技工所を探して契約をすることとなります。


知り合いの紹介だったり、評判のいい歯科技工所をインターネットで調べたり、


もしくは直接歯科医院に売り込みに来ていた歯科技工所を選ぶ場合もあります。


 


技工所によって、得意とする分野は様々です。その歯医者に合うかどうかは実際のところ取り入れてみないと分からない部分も多々あります。


しばらく契約してみて合わなければ、他に変えたり、得意分野別にいくつかの技工所と契約したりしている歯科医院もあります。


 


ですので、今時点では歯科医師が選んだところの技工物を患者様は選ばざる負えない状況なのです。


 


 





<同じ金額を出すなら満足がいく被せ物をしたい方へ>


審美性や耐久性を重視すると、どうしても自費治療を選択する方が増えてきます。


医療全般にいえることですが、保健医療が適応されるのは必要最低限のもの。


もちろん、自費治療は保険治療ではできない、より洗練されたものであることに違いはありません。


 


ですが、質の高い医療を望むのなら、自然と保険治療の枠を飛び越え、多大な自己負担を背負うこととなるのです。


保険治療と自費治療。どちらを選ぶとしても歯科技工士に受注するのは変わらない事実。


 


「信頼している歯医者さんが選んだところだからきっと間違いない!」と考えるのもひとつ。


歯医者さんのことは信頼しているけれど、「もしかすると他にいい被せ物を作ってくれる技工所があるかもしれない」と思うのもひとつ。


 


歯科医療の現状を知らなければ、絶対に他の技工所のことを考えることはなかったかと思います。


しかし、歯科医院がたくさんあるように、歯科技工所も全国に多数存在します。


 


あなたは歯医者を選ぶときに、どのぐらいのこだわりを持って選びますか?


「なんとなく雰囲気がよさそうだから」「家から近いから」「知人に聞いて評判がよかったから」など。


 


もし歯科医師も同じような理由で選んでいるかもしれないと知ったらどうですか?


歯医者さんは日々忙しいなかで、何日、何か月もかけて技工所を選ぶ、そんなところばかりなのでしょうか。


 


もし、歯医者さんが信頼できる技工士さんと協力し合っていたとしたら、歯医者でも紹介したり、HPに技工士さんの名前を出したりしていると思いませんか。


 


もしあなたが満足のいく被せ物をしたいとしたいと思ったのならば、信頼できる技工士さんに技工物を頼む必要が出てくるかもしれません。


 


 


歯の色を合わせているところ


<一生使い続けるかもしれない被せ物は信頼できる歯科技工士に>


歯科医院自体も、いいところがあればすぐにでも契約をすると思います。


こだわりをもつ歯科医院は医院内に歯科技工士が常駐しています。


 


そして、歯科医院にとって信頼できる技工士は実際に歯科医師と横並びで協力し合い、


保険治療や自費治療どちらにしても患者様それぞれに最適な医療の提供を一緒に行います。


 


しかし、現状はこのような歯科医院ばかりではありません。


実際歯科医院にとっても、なかなかそのように協力し合い、心から信頼できる技工所を簡単に探せるかというとそうではないのです。


 


ですので、歯科医院にとってももっと優れた歯科技工所と出会うきっかけの場所、


そして患者様にとっても希望する被せ物を作ってもらえる技工所を探せる場所があるべきだと感じます。


 


そうすることで、医療を提供する歯科医院側や、提供される患者様側にもメリットが多く、


歯科技工士にとっても切磋琢磨し、より技術力の高い技工士が活躍するようになると思います。


 


歯医者から技工士を選ぶ、もしくは希望の技工士と契約している歯医者から選ぶ。


患者様のために選択できる医療があるべきだと私は感じます。


 


 


 


 


 


<まとめ>


医療は生きとし生けるものとしてなくてはならない存在です。


ですが、その医療は一極端になってしまうのではなく、


常に患者様のために、そして患者様にとってなにが一番なのかを考えること重要なのではないかと思います。


 


そして、医療に従事する全ての人材が、医療の質を高める努力を惜しまず、


日々切磋琢磨し、お互いに協力し合うことで患者様にとって最適な医療を提供するべきだと感じます。


記事提供:higashi


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